配属ガチャについて | リプライオリティ社長BLOG

配属ガチャについて

最近「~ガチャ」ってワードが流行っていますね

 

当たりはずれがある事柄に対して使われている言葉だと思いますが、そんなこと言ったら人生万事塞翁が馬よろしく人生常に〇〇ガチャの連続なのです。

 

弊社も25年の社歴の中で当然ですが良いことも悪いこともありました。どちらかというと良い事の方が圧倒的に少なくて悪い事を良くしようと努力し続けた25年だったと言えるでしょう。

 

好事魔多しと言われるように良い事は悪い事の前兆でもあるし、その逆もまた然りなのです。一喜一憂しないのが正しいのかもしれませんね合格

 

さて、配属ガチャについてですが、特に近年はJOB型雇用などと言われているように、資質を見て面接するのではなく、特定の業務/ポストに対しての適性を判断する面接に徐々に変わってきています。

 

そんな流れから新入社員の間で「配属ガチャ」なる言葉が囁かれるようになったと思いますが、私の意見ですが新入社員は「自分の隠れた資質に気づいていない可能性」が高いと思っています。

 

自分の話で恐縮ですが、私は大学4年まで自分は社会人に向いていない(仕事に向いていない)と思っていました。でも大学を卒業したら会社員にならないといけないから、好きな事を仕事にしよう!ということで旅行業界を志望しました。

 

で、旅行業の中でも大手の方が世間体が良いので、最大手に入社できるように旅行の国家資格やTOEICを取って合格の確率を高める自分なりのアプローチを実践して、無事内定をもらったのが大学4年の春ころでした。

 

その後アルバイトでもしようかと求人を探していたところ、友人から「ウチで働いてみない?」との誘いを受けて何も考えずに入社したのがベンチャー企業でした。1996年、大学4年の夏前でした。

 

その会社では電話帳を使ったテレアポ営業をやっていたのですが、案外早いタイミングで受注できました。学生のアルバイトは時給1000円前後の世界ですが、営業の世界は100万、300万といった単位が動いていきます。

 

誰かにやらされる仕事ではなく、自分起点で大金を動かす初めて味わう感覚にどっぷりとハマって気が付いたら新規営業が大好きになっていました。

 

そしていつの間にかその旅行会社のことはすっかりと忘れ、大学卒業後、そのままその会社に就職します。1997年4月でした。

 

その1年半後、1998年9月に起業しました。何も考えずに営業アルバイトを始めて2年後に起業しているのです。

 

例えば、私が先入観が強くて、アルバイトで入った会社にて私の嫌いな営業に配属されたら「バイトガチャ外したわ」となり、速攻でアルバイトを辞めていたら当然今の私は無いでしょう。

 

何が正解で何が不正解なのか、何が幸運で何が不運なのか、後になってみないとわからないという好例ですよね。

 

アップルの創業者も言っていました「connecting the dots」。目の前のことに一生懸命取り組んでいれば全ての点が繋がって必然だったように思えると。

 

そんなわけで、配属ガチャについてあんまり深く考えないようにしましょうビックリマーク