リプライオリティ社長BLOG -7ページ目

日本シリーズ

 

ほぼ毎年ソフトバンクホークスは日本シリーズに出ているので、福岡の定例のイベントのようになっていますが、私は元々野球に興味が無いので、福岡に拠点を持ってから7年間、一度もヤフオクドームに足を運ぶことはありませんでした。

 

ここ1年半くらいですが、通販子会社の日本ウェルネス研究所㈱で、会報誌を自分で書いているのでそのネタ作りと思い、チケットを取って観戦に行きました。

 

選手の名前くらいは多少知っているのですが、シーズン中の成績もよくわからないので、多少予習をして出かけました。

 

中学生くらいの頃、親がもらってきたチケットで東京ドームの外野席に行ったことがあるのですが、ボールが見えなくて大して面白くなかったような記憶がありましたが、年齢を重ねたメリットなのでしょうか、良い席を確保して観戦したら、ばっちりボールも見えました(^^)

 

意外に・・・面白かったです。ドームの雰囲気も良かったし。福岡でホークスの選手が出ているCMなどよく見ているせいか、無意識にホークスの応援をしていました笑

 

私の福岡の自宅から自転車で行ける距離なので、来シーズンは少し通ってみようかと思っちゃいました(^-^;

 

 

 

 

Do what you love, Love what you do

簡単な英語なので解説するまでも無いのですが、タイトルの言葉は、アメリカの格言で

「好きな事をやろう、そしてやってることを好きになろう」という意味で、私が好きな言葉の一つです。

 

特に「やっていることを好きになる」というのも能力の一つかと思います。

 

私のビジネスマンとしてのキャリアのスタートはテレアポ営業でした。始めた当時はアポイントが全然取れず、アポイントが取れても全然受注まで至らず、成果の出ない日々がしばらく続きましたが、なぜか悲観的にはなりませんでした。

 

今振り返ってもなぜだかは分かりませんが、「頑張ってればいつか成果でるだろう」という楽観的な感じだったかと思います。そんな無邪気さが良かったのか、テレアポ営業でガチャ切りされても、飛び込み営業で怒鳴られ続けても成果が出ないことに対しての焦りはあっても、気分が落ち込む事はそんなにありませんでした。

 

私は元々勉強ができない劣等生だったので、出来ない人の気持ちをよく理解しているつもりですが、勉強でも、仕事でも、スポーツでも何でも当てはまる話ですが、「出来なかったら面白いくないし、出来たら面白い」のです。

 

私は中学2年の終わりまで全国平均よりも劣っていて、そこから成績を上げてきた経験から、成果が出ない時のつまらなさと成果が出た時の楽しさを知っているので、「出来るまでやる」「出来たら楽しい」というのを無意識のうちに頭に刷り込まれていたのかと思います。

 

出来るようになると、「自分に向いているだろうか」とか「自分には向いていないのではないだろうか」とか余計な事についてどうでもよくなります。 優秀な人は今置かれている環境で最大限エンジョイしているのです。

 

そんなわけで、今悩んでいる人は、シンプルな原理に立ち返って「できるまでやる」を実践してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

13年目

さて、10月から本格的に13年目のマラソンシーズンに突入しました。

 

今シーズン最後のレースだったサロマ湖100キロウルトラマラソン前に足底筋膜を痛めながらも100キロを完走した代償として、随分と長い間怪我を引きずりましたが、3か月安静にした結果、多少の違和感が残るものの、ほぼ回復しました。

 

10月は月間走行100キロ、11月から150キロと徐々にトレーニングの量を増やしていこうと考えていますが、毎年新しい何かを取り入れることにより、トレーニングと結果の因果関係を自分なりに検証しています。

 

ちなみに前シーズンの新しい取り組みは4月富士71キロ、5月60キロ走 6月柴又100キロとウルトラマラソンを3回走ってからサロマ100キロに臨むという、荒行というか、怪我のリスクを大いに孕んだ取り組みを試みました。

 

結果、6月の柴又100キロは足底の故障によりリタイアとなり、ある意味予測できたワーストの結果ではありましたが、一方で本番のサロマでは痛みは酷かったものの、体力的には余裕をもってゴールすることが出来ました。 そこで、今シーズンの方針は

 

①トレーニングのロードマップは変更なし

②ストレッチを週に一回、一時間入念にする

 

②については怪我を防ぐべく、体のケアに重点を置こうかと思っています

 

しかし我ながらよく13年も続けていると思います。

当然好きだから続けているのですが、マラソンの練習をしている時間は自分にとって「禅」の時間なのです

 

走っている最中にふと良いアイデアが降りてきたり、朝に走ると神経が起きて午前中の仕事が捗ったり、マラソンレースはフルマラソンでも体力を出し尽くすので、ストレス発散にもなります。

 

20代の頃は何も考えずに毎日全力で駆け抜けられましたが、30後半からは「自己管理」が重要になってきました。

 

マラソンは良いことは沢山あれど、悪いことは一つもありません。私にとっては。

 

趣味をエンジョイするのも大変だけど、自分の限界を超えて頑張るから充実感があるんでしょうね、きっと。

 

 

 

 

 

 

ギアチェンジの必要性について

20年経って改めて思うところの一つとして月並みですが

 

「組織は生き物」という事。

 

みんなの頑張りの結果、この10年着実に増収を重ねてきました。特にここ4年くらいで人数も拠点も10年前と比較すると飛躍的に増えました

 

10年前は東京だけだったのですが、7年前に筑紫野(福岡)、6年前に日本ウェルネス研究所㈱、4年前に天神(一年後に中洲川端に拡大移転)1年前に埼玉県越谷、半年前に大阪と、この数年で会社を取り巻く状況はずいぶんと変わりました。

 

とこれまでの文章でいうとポジティブな側面ばかりが印象に残りますが、課題も成長に呼応するように噴出してきました。

 

課題を挙げるとキリが無いのですが、簡単に言うと組織づくりに対しての考え方を改める事から始めようかと思っています。

 

起こった問題に対して対処療法的な手段を取り続けてきた結果、根本的にある要素を排除しきれずに別の問題が顕在化する、といった繰り返しをしてきたここ数年ですが、このままだとマーケットの成長に組織が追い付かず、せっかくの機会を逃してしまうことになるからです。

 

なんだか社内向けのお知らせっぽくなりましたが、この現象はどんな会社組織でも起こることだと思いますが、大切なのは先読みして手を打つことなのではと思いつつ、この文章を書いていました(^-^;

20周年キックオフ

1998年9月に設立した弊社ですが、早いもので、2018年に20周年と相成りました。

 

私としては不本意というか、とても満足できるような20年ではありませんでした。

というのも、思い描いていた理想と現実の乖離があるからです。

 

学生の就職活動の在り方を変えるべく創業事業として始めた「インターンシップコーディネイト事業」

から「ショップメディア」「フリーペーパー設置」、全国の自治体と提携した「ママぴよ」 など新しい価値を生み出すべく様々な事業と手掛けてきました。

 

いずれの事業も一定の成果を挙げることが出来ましたが、弊社がビジョンに掲げる「人々のライフスタイルを変革する」というレベルには到底達していません。また、私の未熟さゆえに組織づくりの面でも様々な失敗を繰り返してきました。 その結果、新しく始めた事業が立ち上がらなくて撤退したこともあれば、一時期はそこそこ上手くいってた事業が衰退したり、一進一退を繰り返してきたような20年でした。

 

人の離職が止まらない時はたびたび突発的に体調を崩し、苦しかった時期もありましたが、時が過ぎると単なる過去になるというか、「まぁ、そんなこともあったね」という感じです。人は忘れる動物が故に救われるのかも知れません

 

現在は「ショップメディア事業」「ダイレクトマーケティング事業」「日本ウェルネス研究所㈱」の事業構成となっており、東京、越谷、大阪、福岡2事業所という陣容です。

 

「何事もおいても早すぎるという事や、遅きに失するという事は無い」と常日頃から思っています。24歳から始めて現在44歳。時間の経過は非情というか、時間だけは人に平等に与えられた資源だと思っています。

 

本当にあっという間に過ぎ去った20年。このままボケっとしているとまたあっという間に10年経ってしまいます。

理想通りに行かないのが当然かとも思いますが、一日を大切な資源と捉え、ビジョンの体現に向けて気持ち新たに努力していきたいと思います。

 

ピーターの法則

この前、ある人と話をしていて思い出したのですが、 「ピーターの法則」ってご存知ですか?

 

(Wikipediaより引用)

ピーターの法則(ピーターのほうそく、Peter Principle)とは組織構成員の労働に関する社会学法則

  1. 能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。
  2. 時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。
  3. その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。
という理論です。一見すると当たり前の理論のようにも見えますが、咀嚼した自分なりの解釈は
 
①平社員からマネージャーへ
②マネージャーの中でもオペレーション寄りの仕事から戦略寄りの仕事へのシフト
③戦略寄りの仕事から経営者へ
 
この三つのタイミングが「ピーターの法則」の分水嶺かと考えています。特に①と②のステップアップのシーンで伸び悩む人が多いのではないかと思います。
 
私は24歳で自分で起業しているので、上記のようなステップを経ていないので、自分に当てはめた話は出来ませんが、 プレイヤーとして優秀だからマネージャー(管理者)が出来るわけではないし、オペレーションが優秀だからストラテジスト(戦略家)として優秀なわけでもありません。だからといって管理者・戦略家になる前にその素養があるのかどうかは確かめようがありません。
 
そこでピーターの法則(無能者に落ち着く)にはまる前に、どうすればいいのか自分なりに考えてみたのですが、管理者になるための、戦略家になるための学習を昇進する前にたくさんインプットする事が唯一の手段なのではと思います。
 
ピーターの法則を提唱した人からするとキレイごとになるのかもしれませんが、「人の能力には限界が無い」事を前提に置かないと未来に対しての努力が否定されてしまうし、どこまで来たら無能レベルに達するのかは予測がつかないので、そういった意味ではピーターの法則と自分の将来とは照らし合わせない方がいいのでしょう。あくまでも客観的な視点で、組織に起きる現象として捉えればよいと思います。
 
なんだかまとまりのない話になってしまいましたが、雑記としてご参考までに。
 
 
 
 

大阪の台風

 

先週の火曜日、大阪支社に訪問して社員とディスカッションする予定だったのですが、23年ぶりの大型台風が来るという事で東京から大阪を経由せず、福岡に来ました。

 

台風直撃の当日朝、テレビを見ていたらなんと、大阪が晴れているじゃないですか!

福岡だとよくあるのですが、「台風直撃予報なのに進路変更」パターンかと思ったのですが・・

 

午後になり、いきなり暴風雨が吹き荒れ、あとは皆さんご存知の通りの結末になりました

 

↓大阪支社の被害

 

ブラインドが破壊されているのですが、驚くべきことは「カギをかけていた窓が開いてしまった」のです。

 

ちなみにビルの14階に入居しているのですが、ずーっと風で揺れていたらしいです。恐怖ですね。

 

私が台風直撃の朝に訪問の可否を判断することにしていたら、多分朝の新幹線に乗って直撃コースだったでしょう。

 

そして丸二日(直撃の日と翌日)電車がストップして、無駄な時間を過ごしていたと思うのですが、福岡に行ったお蔭で何の時間のロスも無く過ごすことが出来ました。 余裕を持った危機管理って大事ですよね

 

仕事も同じで、問題や事故は起きてからの対処の方がより多くの犠牲を払うことになります。何よりも「信用」という無形の財産も場合によっては失うことになりかねません。

 

しかしながら何も起きないのが日常なので、忙しく仕事をしていると「何かあった時」の備えに対しての優先度は低くなりがちです。

万が一の発生比率でも「絶対に外してはいけない事」がありますので、その見極めが大事だと思っています。

 

「外してはいけない事」のポイントがずれると致命的ですが、その事を考える意識があれば大きなずれは無いかと思っています。

 

足のケガ

たまにしか更新しないブログなので、立派な事を書こう!と思っているのですが、なかなか大仰な話題を書くのって難しいというか、日頃大したことを考えていないっていうか・・・・ そんなわけで、出来るだけ更新頻度を上げて軽い感じの話題を増やしていきますので、よろしくお願いしますm(_ _)m

 

で、マラソンの話題になりますが

今年の6月、柴又100キロで足を負傷したのにもかかわらず本番レースであるサロマ湖100キロに強行出場し無事完走できた私ですが、レース後2か月経っても怪我が治りません・・ 足の底の鈍痛というか、常に違和感がある状態で、安静にしていても治る気配がありません。

 

怪我した直後に整形外科の先生に「足底の炎症は癖になるから気を付けた方が良いよ」と言われていたのですが、一年間練習を重ねてきたのもサロマ湖のレースの為、出場を断念するという選択肢はありませんでした。 自業自得と言えばそれまでですが、今年はマラソンできるのかどうか心配です。

 

本気で趣味を楽しむのも大変な努力が必要ですが、限界まで酷使すると反動がすごいので、体をいたわりながら続けて行こうと思いました(^-^;

感受性について

先日、知り合いと話をしていて「なるほどそうかも」と思ったことがありました。

 

それは「年齢と共に感受性が鈍くなっている」こと。

 

24歳の創業時はとにかくカネも無いし、クライアントもいないし、新しい事業を仕掛けていたのでその事業がうまくいくか分からないし、

 

時間と共にお金はどんどん無くなっていくので、時限爆弾を背負っているような、そんな感覚でピリピリながら仕事をしていました。明日の事が不安でたまらなかったんですが、若かったので普通の24歳がやっていない事をやれている刺激と同居したような何とも言えない感じでした。

 

10万円受注したら飛び上がるほど嬉しかったり、既存客を失注したら壁パンチするくらい悔しかったり、社員を雇用するのも大きな決断だったので、社員の仕事ぶりが必要以上に気になったり、上場企業の社長と会食をするのにめちゃめちゃ緊張して食事の味とか会話とか全く覚えていなかったり・・ 社会人経験がほぼ無い中で起業したので、毎日のすべてがインプットというか、子供が言葉や経験をぐいぐい吸収するかのように毎日が新鮮で、かつ喜怒哀楽の振れ幅も大きかったと思います。今振り返ってみるとですけどね(^-^;

 

では現在はどうかというと、決して会社がものすごく安定しているわけではありませんが、いろんな状況に慣れてしまったせいか、平常心で居る時間が当時と比較すると格段に増えたように思います。

 

良い点:失意泰然、得意冷然と居られるようになった。

悪い点:気づきの感度が鈍くなった

という感じでしょうか。

 

良い点はそのままでいいと思うのですが、悪い点をどうカバーしていくのかが、これからの私を左右するのだと思います。

どうやって刺激を入れるか。 自分の動き方を変えていこうと思います!

チェ・ゲバラ生誕90年に想う

今日の読売新聞に出ていましたが、今年はアルゼンチン出身の「チェ・ゲバラ」氏の生誕90年にあたる年なのだそうです。

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/602134

 

チェ・ゲバラ氏の一般的なイメージはどうなのでしょうか?

 

「革命家」「ゲリラ戦士」 「キューバ独立の立役者」 みたいな感じだと思われます。 ヒーロー的な扱いをされていますね

 

 ↓こんな感じのTシャツとかありますよね。

 

私は歴史(と言ってもゲバラの時代は数十年前)とか世界情勢情勢が好きなので、キューバ革命とゲバラの活動についての本を読んだことがあります。

 

彼はアルゼンチンで医学部を卒業して医者になったのですが、医学生時代に南米を旅行している最中に南米の惨状を目の当たりにして「ラテンアメリカを何とかせねば」との義憤にかられ、ゲリラへと傾倒していき、キューバ革命に繋がっていくのですが、

 

当時のラテンアメリカはひどいもので、ほとんどの国が欧米列強(スペイン・イギリス・フランス・オランダ)とアメリカ合衆国の支配下に置かれていました。特にスペインの影響が強く、三角貿易の要衝として彼らの土地は搾取されまくっていたのです。

 

三角貿易とは、アフリカで黒人を奴隷として調達して、奴隷をラテンアメリカの農場に売り、サトウキビ栽培に彼らを従事させ、収穫したサトウキビをヨーロッパに持って帰って売る、という文字通りの三角商売なのです。

 

ちなみに現在でも、世界地図を見ればすぐにわかりますが、中米は未だにアメリカ領・フランス領・オランダ領などが数多く残っています。

 

その惨状を目の当たりにしたゲバラは「ラテンアメリカの自由化」のために戦ったのです。

 

そこで勝ち取った代表的なものがキューバの独立だったわけです。 まさにヒーローですよね。

 

この様に大義に生きる人が今の世の中にどれだけいるのだろうか、と思ってしまいます。

 

子供たちの未来のために、世の中の為になる事をしたい、とずっと思いながら仕事をしていますが、まだ影響力も無ければ大した事出来ていませんが、せっかく経営者という役割を担っているので、社会に貢献できるインパクトの大きい仕事を成したい、とゲバラの記事を読んで改めて思いました。